1回にあげるキャットフードの量について

キャットフードの量を考えて、愛猫に与えている飼い主の方はそう多くはないでしょう。しかし、愛猫も人と同じでカロリーオーバーは体には良くありません。特に、猫の場合は、成長に合わせて必要なカロリーが大きく異なります。給餌量の目安はキャットフードのパッケージに記載されていますが、ペットの体重によって違いがあります。きちんと計算して適切な量を与えることが健康維持のためには必要です。

ライフステージ別給餌量

子猫の場合

離乳期が終わった子猫は、どんどん大きくなっていきます。生後2ヶ月~6ヶ月はまさに成長期で、カロリーも多く必要とします。体重1kgあたり200kcalの給餌量になります。

例えば、100gあたり370kcalの子猫用キャットフードの場合、
生後2ヶ月で体重が0.5kgの子猫は、0.5kg×200kcalで1日に必要なカロリーは100kcalになります。これを必要なグラム数に換算すると27gになります。生後3ヶ月では55g、生後6ヶ月で111gが1日の給餌量です。

子猫の場合、必要カロリーは大きいですが、まだ消化器官が未発達なので、1回の給餌量は少なくするのがベストです。1日3回~4回に分けて与えるようにします。生後6ヶ月なら1日3回で、1回の給餌量は37gになります。6ヶ月を過ぎると、必要カロリーが徐々に減っていきます。

成猫の場合

1歳~6歳の成猫に必要なカロリーは、体重1kgあたり80kcalです。100gあたり350kcalのキャットフードで計算すると、体重4kgの成猫は、4kg×80kcal=320kcalで、グラムに換算すると約91gになります。成猫の場合は、朝と夜の2回与えるのが一般的です。つまり、体重4kgのネコちゃんは、1回の給餌量は約45gという計算になります。

シニア猫の場合

7歳ぐらいになると運動量も少なくなるので1日の必要なカロリーは60kcalとなっています。

歯や胃腸の働きも弱くなるので、100gあたり350kcalのキャットフードで体重4kgのネコちゃんなら、240kcalが1日に必要なカロリーで、約69g の量になります。シニア猫は胃腸や歯が弱くなっている可能性があるので、1日の回数は3回~4回にするのが良いでしょう。その回数分を割れば、1回のキャットフードの量になります。

愛猫の状態で調整する

キャットフードの量は、成長ステージだけでなく、愛猫の状態に合わせて調整することも重要です。肥満気味のネコちゃんや運動不足のネコちゃんは、体重1kgあたりのカロリー量を成猫の80kcalでなく70kcalぐらいに減らすことも必要ですね。

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